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がん放射線治療に危険なレベル差
がんの3大治療法と呼ばれて久しい放射線治療の恐るべき実態が明らかになりました。なんと6割のがん患者に副作用が出現し、その原因が治療技術の不足が原因とのこと!

6割ものがん患者が不要な副作用に苦しめられたばかりでなく、効果を発揮するに足る照射量に達していなかった。つまり苦しく辛いだけで、がん細胞を殺しきれない治療に貴重な時間と治療費を費やしたわけです。
がん治療は地域による偏在化が危惧されていますが、偏在しているのは設備だけでなく、医師だけでもなく、技師のレベルでも都市部に偏っているのです。

がん患者が自分でできる自己防衛は、自身が罹る病院と医療設備を確かめることでしかありません。病院側は情報公開に応じる責任があることは言うまでもありません。

2010年3月4日 NHKニュース
がん放射線治療 質にばらつき

手術や抗がん剤と並んで、がん治療の柱となっている放射線治療について、厚生労働省の研究班が全国61の病院を調べたところ、がんを専門としない病院で治療を受けた患者のおよそ半数が重い副作用が出かねない方法で治療を受けていたり、放射線の量が足りずに再発の危険にさらされていたりするなど、治療の質に大きなばらつきのあることがわかりました。

この調査を行ったのは、京都大学の光森通英准教授の研究班で、平成15年からの3年間に、全国61の病院で放射線治療を受けたがん患者2800人余りを対象に、治療が適切だったかどうかを調べました。その結果、大学病院など専門の医療機関では、子宮けいがんの患者の9割が、大腸やぼうこうを傷つけないよう、体の中から放射線を当てる方法で治療を受けていましたが、がんを専門としない病院では、患者の半数にしかこの方法が採られておらず、大腸からの出血がひどくなったり、尿が出なくなったりするなどの副作用の危険にさらされていたということです。また、前立腺がんの治療では、がんを専門としない病院で治療を受けた患者の6割が、がんを殺すのに必要な放射線よりも少ない量で治療を受け、がんの再発を防げていないおそれのあることがわかりました。光森准教授は「高度な医療機器の整備が進む一方で、病院によっては、治療のレベルが十分でない実態がある。専門の医師や放射線技師の養成を進めるとともに、現場の医師が最新の治療法を学ぶことが必要だ」と話しています。
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