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ピロリ除菌で胃がん予防
ピロリ菌とはヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)の俗称です。40歳以上の日本人の約半数が感染しています。そして、この菌によって胃潰瘍→胃がんが発生することは、今や常識となりつつあります。しかし、治療=ピロリ菌の除菌は非常に簡単で、病院で処方される薬によってわずか1週間で90%が除菌されてしまいます。癌になるリスクが判っていて放置する理由はありません。早々に検査・除菌を実施しましょう。

ただし、ピロリ菌の除菌が完了したことと胃がんリスクがゼロになることは等価ではありません。大幅に低減されるとはいえ、依然として現代人の胃がんリスクは高い、特に塩辛いオカズで食事をする日本人の胃がんリスクは高いことを忘れてはなりません。

定期的な検診は必須です。


2007年10月4日 読売新聞

早期のピロリ除菌、胃がん予防に効果
和歌山医大調べ

 胃がんを引き起こすとされるヘリコバクター・ピロリ菌の除菌を、胃壁が変化する「萎縮(いしゅく)性胃炎」発症の前にすると胃がんの予防効果が高いことが、和歌山県立医大の一瀬雅夫教授(第2内科)らの大規模な調査でわかった。

 早期の除菌が有効であることを示すデータで、横浜市で開かれている日本癌(がん)学会で3日、発表した。

 萎縮性胃炎は、胃壁が薄くなり、胃酸の分泌が減る状態。ピロリ菌感染者の約3割に見つかり、10年以上を経てがんになることが多い。一瀬教授らは、1994年以降に、和歌山県で胃がん検診を受けた40歳以上の男性で、ピロリ菌に感染した人のうち、4129人を約10年間追跡し、胃がんの発症率などを調べた。

 検診時に萎縮性胃炎と診断された人のがん発症率は、約2%で除菌してもしなくても有意差はなかった。診断されなかった人では、除菌に成功した人の発症率は0・62%と、除菌しなかったか除菌に失敗した人の1・07%に比べ胃がんのリスクが約40%減少した。

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