2008.05.28 Wednesday
血液1滴でがん診断
2008年5月28日 日本経済新聞
感染症やがん、血液1滴で診断・東レがバイオチップ
東レは血液1滴で感染症やがんにかかっているかどうか迅速に診断できる新しいバイオチップを開発した。病気になると血中量が微妙に増減するたんぱく質を手がかりに分析、数日かかっていた作業が15分程度で済むという。今年度内を目標に国内初となる「たんぱくチップ」の製造販売承認を厚生労働省に申請する。
開発したのは名刺サイズの診断チップ。ナノテクノロジー(超微細技術)を駆使し、内部に血液が通る微細な管を作り込んだ。 (16:00)
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