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抗がん剤副作用の診断薬
2008年6月20日 日経産業新聞

積水メディカル、抗がん剤副作用の診断薬・国内初の承認取得

 積水化学工業傘下の積水メディカル(東京・中央、福田睦社長)は19日、抗がん剤を投与した際に重い副作用が起きる可能性を、遺伝子をもとに調べる診断薬の製造販売承認を取得したと発表した。ヒトの遺伝子を調べる体外診断薬は国内で初めて。患者の体質にあわせ投薬量や治療方法などを選ぶ「テーラーメード医療」に生かす。
 診断薬は米サードウェイブテクノロジーズ(ウィスコンシン州)と共同開発した。ヤクルト本社と第一三共が販売する抗がん剤「塩酸イリノテカン(一般名)」を投与した場合に、副作用を起こすかどうかを血液から採取した遺伝子で調べる。研究用試薬として一部販売しているが、2008年度内にも医師が診断に使う体外診断薬として医療機関に供給する。


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