2008.12.19 Friday
頭けい部がんへの治験
2008年12月19日 日経産業新聞
神戸のVB、ヘルペスウイルス使う抗がん剤を米で治験へ
創薬ベンチャーのエムズサイエンス(神戸市、嶋内明彦社長)は自社開発したヘルペスウイルスを使う抗がん剤について、米国で臨床試験(治験)を実施する許可を得た。頭けい部がんの患者を対象に2009年春から米国で治験を始める。良好な結果を得られれば国内外の大手製薬会社などにライセンスを供与することを想定している。
弱毒化した単純ヘルペスウイルス「HF10(開発番号)」をがん局部に注入、がんを攻撃する。単純ヘルペスは多くの成人が感染経験があり、ウイルス療法の医薬品に改良して投与しても身体負担が少ない。(神戸)
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