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がん治療の地域格差
がんの治療は日進月歩。
地方では最新の治療が受けられないことも多く、
さらには医師個人のレベル差も大きいそうです。

免許更新等の制度改革が必要とされるのも当然でしょう。

がん治療法をネット講義、地域格差解消へ…山形大

  山形大医学部は、東北6県のがん治療のレベルアップを目指し、医療関係者を対象にした「東北がんEBM(科学的根拠に基づく医療)事業」を5か年計画でスタートさせた。
 がん医療のリーダーとなる専門医育成コースと、生涯教育として東北全域の医師や看護師ら医療関係者が学べるインターネット講義コースを設け、地域に偏りのないがん治療体制を目指す。
 事業は、がん治療の平準化を目指し国が2006年に施行した「がん対策基本法」に基づく文科省の助成事業(年間約8千万円)。全国に占める東北のがん死亡率(2004年)は秋田1位、山形4位、青森9位と、全国上位の県が多い。さらに、39のがん診療拠点病院などに抗がん剤など化学療法の専門医が11人、放射線治療が39人と少なく、専門医の配置にも地域差が生じている。
 広域を対象とした教育で威力を発揮するインターネット講義による教育システムは、医師、看護師、薬剤師、技師らが対象。山形大医学部の教授が、基礎知識や専門領域の最新の治療法などを生中継で講義し、その場で質疑応答も可能。講義内容は繰り返し視聴できる。登録、視聴は無料で、同大医学部のホームページで公開を始めている。
 リーダー育成コースは、東北のがん拠点病院に勤務する医師が対象。指導医の資格を持つ教授らのもとで研修することで、最先端のがん診療・研究能力を養う。受講中は山形大医学部の教員として身分が保証され、研究費や学会への参加費が支給される。定員12人程度で既に7人が受講している。
 嘉山孝正医学部長は「東北地方で不足するがん専門医の育成を急ぐとともに、がん教育のすそ野を広げたい」としている。

- 読売新聞 [02/04(水) 07:09]
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