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バイオ抗がん剤製品化へ
がん治療の概念が大きく変わる可能性がある新薬の情報です。これらの新薬による抗がん剤治療が本格化すれば、また同様な新薬が開発されれば、抗がん剤の効果はあがり、副作用も無くなる可能性があります。

ますますがん治療のレベルは向上することが期待されます。

2009年7月5日 日本経済新聞


塩野義や武田、バイオ抗がん剤製品化へ 副作用を抑制

 製薬大手が相次ぎ、バイオ抗がん剤の製品化に着手する。塩野義製薬はがん治療用ワクチンの臨床試験(治験)を2009年度中に始める方針。武田薬品工業やエーザイは、がん細胞に反応する抗体を使う医薬品の治験に入った。バイオ医薬品は従来の化学合成薬より副作用を抑制できる可能性があり、今後10年で抗がん剤市場の主流になると判断。抗がん剤開発の中核にバイオを据え、海外大手に対抗する。

 塩野義が開発するがんワクチンは、がん細胞だけに発生する特殊なたんぱく質をワクチンとして投与し、体内の免疫細胞を刺激してがん細胞を攻撃する仕組み。ぼうこうがんが対象で、今年度中に国内の患者に投与を始め安全性を確かめる。効果を確認できれば海外治験も検討する。


バイオ抗がん剤、人体の免疫機能利用 安全性高め成長市場狙う

 既存の抗がん剤は低分子化合物で作った薬が主流で、製薬各社は既存製品よりもがん細胞を攻撃する効果が強い化合物を生み出すことに力を注いできた。ただ、低分子化合物はがん細胞と同時に正常細胞も傷つけることが多く、がん細胞への攻撃力を高めるほど副作用が強くなる傾向が目立っている。

 米食品医薬品局(FDA)など日米の行政当局は薬の安全性を厳しく監視する姿勢を強めており、薬効と副作用のバランスを取ることが難しくなっている。このため、新薬開発ではがん細胞がある部位に重点的に効果を発揮する薬剤や、がん細胞そのものを免疫機能を活用して攻撃するバイオ医薬品に注目が集まるようになってきた。


[2009年7月5日/日本経済新聞 朝刊]
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