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肺がん治療用新薬
武田、がん治療薬「CBP501」の第2相試験開始

武田薬品工業は7日、創薬バイオベンチャーのキャンバス社(静岡県沼津市)と共同で事業化を進めるがん治療薬「CBP501」の臨床第2相試験を開始したと発表した。CBP501はがん細胞における細胞周期の進行を阻害し、がん細胞死を促進する作用があるという。

CBP501は、癌細胞において細胞分裂の過程でDNAの損傷をチェック、修復を行うG2期チェックポイントを阻害することにより、癌細胞死を促進する作用を持っています。
同チェックポイントを選択的に阻害する本剤は正常細胞に与える影響の少ない抗癌剤として、化学療法剤との併用により、癌細胞DNA障害を促進させる効果が期待されています。

悪性胸膜中皮腫に加えて、非小細胞肺癌への効能が期待される抗がん剤です。
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